ConoHa WINGでサイトの表示スピードを上げる方法

2021年2月4日

ブロガーに人気のレンタルサーバー「ConoHa WING」。

当サイトでもお世話になってるサーバーです。

 

とても満足しているサーバーですが、サイトの表示スピードを上げれないかと実験してみました。

結果、コンテンツキャッシュON+Autoptimize(プラグイン)で早くなったので、よければ試してみてください。

GTmetrixで検証

データの詳細は下記にまとめてあります。

 

コンテンツキャッシュON

ConoHa WINGの応用設定で、コンテンツキャッシュONのみのデータです。

  • パフォーマンス:73%
  • 構造:90%
  • 最大の満足のいくペイント:2.1秒
  • 合計ブロッキング時間:92ms
  • 累積レイアウトシフト:0.17

 

各データの意味

パフォーマンス

パフォーマンススコアは、基本的に、ブラウザ、ハードウェア仕様、および指定された分析オプション(AdBlock、接続速度など)を使用して、GTmetrixテストによって取得されたLighthouseパフォーマンススコア※です。

※Googleがオープンソースで開発・公開しているWeb開発向けの診断ツール

参照:GoogleによるWebサイトパフォーマンス測定ツール「Lighthouse」入門

構造

構造スコアは、最適なパフォーマンスを得るためにページがどの程度適切に構築されているかを示します。

最大の満足のいくペイント

最大のコンテンツ要素が表示されるまでにかかった時間。

合計ブロッキング時間

ページの読み込みプロセス中にスクリプト※によってブロックされた時間。

※スクリプトとは、台本、脚本、原稿、手書き、筆記体などの意味を持つ英単語。ITの分野では簡易なコンピュータプログラムをスクリプトと呼ぶことが多い。

参照:IT用語辞典

累積レイアウトシフト

ページの読み込み中にユーザーが経験したレイアウトシフト※の量。

「レイアウトシフト」とはページ読み込み時などでレイアウトがシフトする(ズレる)ことを指します。

参照:Core Web Vitals の CLS(Cumulative Layout Shift) について

各データの意味については、GTmetrixブログから転用しました。

詳しく知りたい方は下記のページへをご覧ください。

新しいGTmetrixレポート(Lighthouseを搭載)について知っておくべきことすべて

 

コンテンツキャッシュOFF

ConoHa WINGの応用設定で、コンテンツキャッシュOFFのみのデータです。

  • パフォーマンス:58%
  • 構造:91%
  • 最大の満足のいくペイント:2.4秒
  • 合計ブロッキング時間:266ms
  • 累積レイアウトシフト:0.27

コンテンツキャッシュONのときよりパフォーマンスが低下しました。

他、合計ブロッキング時間も増加してます。

 

コンテンツキャッシュ「OFF」とAutoptimize(プラグイン)

コンテンツキャッシュOFFの状態で、Autoptimize(プラグイン)を有効化したデータです。

パフォーマンスと、合計ブロッキング時間が短縮されました。

 

Autoptimize(プラグイン)の設定

Autoptimizeの設定はデフォルトのまま使用しています。

より詳しい使い方を知りたい方は、下記の記事が参考になります。

 

コンテンツキャッシュ「ON」とAutoptimize(プラグイン)

コンテンツキャッシュONの状態で、Autoptimize(プラグイン)を有効化したデータです。

構造データの数値が少し下がりましたが、他データの数値は改善されました。

 

各データ比較まとめ

コンテンツキャッシュON

コンテンツキャッシュOFF

コンテンツキャッシュOFF+Autoptimize

コンテンツキャッシュON+Autoptimize

データに微妙な違いはあるものの、一番パフォーマンスが上がったのは「コンテンツキャッシュON+Autoptimize」でした。

ただ、テーマによってはプラグインを使うと不具合が生じる場合もあるのでご注意ください。

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】

 

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